堺牧子個展 クレールの室内
2021年10月7日(木)~10月26日(火)
最終日18時まで
光差し込む明るい室内。
鳥の声、好きな音楽。
楽しい響きを感じながら想いを巡らそう。
光に透けた様々なガラスもそっと静かに輝く。
そして雨の日の室内。
粒の音。本の匂い。珈琲の美味しさ。
薄暗い一日もまた、好きな一日。
小さな寂寥感を漂わせた室内に、ポッと燈る灯りの温かさ。
ステンドグラスのランプは心に響くような温もりの灯り。
ガラスの不均一な揺らぎの美しさや、それゆえに出るひずみ歪みも含めて作品の佇まいを楽しんで頂ければと思います。
○プロフィール
堺 牧子(Sakai Makiko)
ステンドグラス作家
仙台市出身 東京都内在住
自宅内の小さな工房・ステンドグラスアブルを営み受注制作・発表活動を行っている。
鉛線を組む伝統技法による、建築に入るためのステンドグラスパネルを中心に、ランプやオブジェを制作。
個人住宅への注文制作実績多数。
Web:http://stainedglass-abre.com/
Instagram:@stainedglass_abre
2019年の個展から当店では2回目の展示です。
明かりを灯した時とそうでない時に異なる表情を見せてくれるステンドグラスのランプ。
堺さんの生み出すランプは、幾何学的な形やガラスの色の組み合わせで様々な空気を作り出してくれるかと思えば、ランプの明かりがつくるフレームの影が様々な物語を語ってくれるような気がします。
オブジェとしてだけでなく、ランプとして家に在ることを考えられて作られた、あたたかな作品たちをお楽しみください。