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福山知佐子画集『花裂ける、廃絵逆めぐり』刊行記念
福山知佐子個展
花裂ける、廃絵逆めぐり2022年6月23日(木)〜7月12日(火)
最終日18時まで

切り取られた植物の死はいつ始まり、いつ終わるのか──。
植物の「衰弱のエネルギー」による運動の時間に寄り添い、
しなだれ、うねり、もだえる、その未知の舞いを見届けたい。

また都会のコンクリートの罅割れ、塀と地面の微かな隙間、埃にまみれた中央分離帯、街路の僅かな土に誰が植えたのでもなく息づく小さな草花たち。
誰も目にとめない片隅の草花たちの表情にもひかれる。

人々が気づかない位相の草花の残余を絵に留められたらと願っています。
露の干ぬ間の、あえかな花の息、その色と匂いを感じていただけたら…。
高覧いただけたら幸いです。

福山知佐子


書籍

花裂ける、廃絵逆めぐり《福山知佐子画集》
Blooming and Dying Flowers──A Reverse Abandoned Painting Tour

判型:B5判上製
頁数:192頁(内カラー48頁)
定価:3850円(税抜価格3500円)

花とは何か? 花は、生けるものが世界に向けてかくも開かれてあるところ、生けるものが我を忘れているところにある。 ──ジョルジョ・アガンベン
巻頭文「花──福山知佐子の絵画のために」より

花開き、枯れ、朽ちはてるチューリップ、しなだれ、衰微するアネモネ……それらに潜む生命の循環を、20年以上にわたり描き続けた画家の集大成。
テクスト寄稿=ジョルジョ・アガンベン、水沢勉、鵜飼哲、鈴木創士

これまでの作品

プロフィール

福山知佐子(ふくやまちさこ
東京・新宿に生まれる。日本画家・毛利武彦に師事。著書に『反絵、触れる、けだもののフラボン』(水声社、2012年)がある。監著に『デッサンの基本』(アトリエ・ハイデ編、ナツメ社、2009年)。詩集や評論集の装丁・装画なども多く手がける。

HP:https://chisako-fukuyama.jimdofree.com/
ブログ:http://chitaneko.cocolog-nifty.com/
Twitter:@ChisakoFukuyama

 


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