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パリから届いたスイーツをいただきながら、
著書『パリの歴史探訪ノート』より、
中世とルネサンスを巡る旅へ
2016年11月9日(水)20:00〜21:30


「おいしいものを食べながらパリの2000年の歴史を7日間で堪能する」というコンセプトで、山本ゆりこさんが食を、森田けいこさんが歴史を担当して執筆した著書『パリの歴史探訪ノート』から、それぞれがお好きな時代「中世」と「ルネサンス」に焦点をあてて、素敵な写真のスライドと共に、より興味深いところをお話ししていただきます。

パリのガイドブックはすでに有り余るほど出版されていますが、『パリの歴史探訪ノート』では、歴史や伝説上の聖人やヒロインたちの物語をひもときながらパリを案内しています。

山本さんお気に入りの「中世のパリ」、森田さんお気に入りの「ルネサンスのパリ」を通して、執筆の際にどうやってコースに仕立てたか、入りきれなかったスポットやエピソード、それぞれの時代の特徴や好きなところなどをお話ししていただきます。

お2人が用意したお菓子を食べながら、中世とルネサンスのふたつの時代を感じる時間をゆっくりお楽しみください。

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◆中世は、祈りの聖世界と職人や商人の活気あふれる俗世界が混ざり合った時代。人々の暮らしが人間サイズなので、パリの中を走る道は細く、家も模型のおうちの様でかわいい。豪華絢爛さこそありませんが、日本の「民芸」などに通じる素朴さが中世のアートの魅力でしょう。中世らしいモチーフや歴史のかけらを拾い集めながら巡る「中世のパリ」は、かわいいもの好きにはたまらない時代だと思います。けいこさんが語る、この本に書ききれなかった生生しい歴史秘話も聞き入ってしまいますよ(山本ゆりこ)。

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◆ルネサンスは、長く続いたキリスト教世界のあと、古代ギリシャ・ローマの文化や芸術が息を吹き返した時代です。当時は先進国だったイタリアから王妃が嫁ぎ、それまでの慎ましい中世に、華やかな宮廷文化や食文化がもたらされました。パリに初めて造られた公共の広場や橋は、この頃に建てられたものです。この時代はまた、残酷な宗教内乱も引き起こし、パリは様々な悲劇の舞台となりました。ゆりこさんが詳しい、この時代にパリにもたらされた美味しいスイーツのお話も魅力です(森田けいこ)



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パリから届いたスイーツをいただきながら、
著書『パリの歴史探訪ノート』より、中世とルネサンスを巡る旅へ

日程/11月9日(水)
時間/20:00〜21:30 ※19:45受付開始
出演/山本ゆりこ、森田けいこ
参加料/2,000円(3種のスイーツと1ドリンク付き)
定員/60名

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■参加申込方法:
1)かもめブックスサイト内のこちらの「お問い合わせ」フォームから、
件名に『パリの歴史探訪ノート トークイベント』とご記入のうえ、
お名前・メールアドレス・ご参加人数・ご連絡先電話番号を送信ください。
折り返しご連絡いたします。
2)店頭にて、スタッフにお声掛けください。



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『パリの歴史探訪ノート』
山本ゆりこ・森田けい・共著
本体価格1980円(税別)
六耀社 刊

プロフィール山本ゆりこ(やまもと ゆりこ)
菓子・料理研究家
1972年福岡市生まれ。日本女子大学家政学部食物学科卒業後、1997年にパリへ。
製菓学校でグラン・ディプロムを取得後、2000年から、フランスやヨーロッパ諸国のスイーツ、食文化、ライフスタイルをテーマにした本や翻訳本を30冊近く執筆。09年帰国し、現在福岡市在住。インスタグラム「yamamotohotel 山本ホテル」を更新中。

森田けいこ(もりた けいこ)
文筆家
1970年鹿児島市生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。同大学院文学研究科修了。文学修士。スタンフォード大学、ボストン大学院言語学科留学。
美術鑑賞をモアンヌ前田恵美子氏に師事。ルーヴル美術館の高等教育機関エコール・デュ・ルーヴルで美術史、パリ史を学ぶ。twitter「パリノコトノハ」を更新中。パリ在住。

2016.10.10 / イベント情報 / パリから届いたスイーツをいただきながら、 著書『パリの歴史探訪ノート』より、中世とルネサンスを巡る旅へ。