「和」を感じてみよう
<INTRODUCTION>
雑誌に“巻頭特集”があるように、本屋にも“店頭特集”を作りました。
かもめブックス編集会議によって選ばれた特集テーマに基づいて、
「私たちがお薦めしたい本」を店頭の大きな棚に並べています。
この特集をきっかけに、新しい本や世界と出会ってください。
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ふだん日本のことなんて考えない人でも、自然にそれを感じられるのが年末年始。
除夜の鐘の音がなにか心に響いたり、おせちを食べて、着物で初詣に行ったり。
目に見えるもの、見えないもの、対象はいろいろです。
「お勉強」する必要はありません。
興味のある事柄から、和のこころ・かたちに触れてみてはいかがでしょうか。
物や形から感じる和。
懐かしい?古くさい?
そう感じるのは、僕たちの根底にあるものだからではないでしょうか?
和の中に潜む『美』。
美しいってなんでしょう?
音、つくり、佇まい、その存在。
日本のいろんなところにひっそり隠れている美を見つけてみましょう。
あの人が感じた和。
いろんな角度からみて、それぞれの方向で感じられる、
そしてそれがどれも間違っていない。
そんな寛容さも和のひとつですね。