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特集棚<スペシャル>

文庫大相撲かもめ場所
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<INTRODUCTION>
雑誌に“巻頭特集”があるように、本屋にも“店頭特集”を作りました。
かもめブックス編集会議によって選ばれた特集テーマに基づいて、
「私たちがお薦めしたい本」を店頭の大きな棚に並べています。
この特集をきっかけに、新しい本や世界と出会ってください。
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本は一冊それ自体で完結した世界ではありますが、
中には、同じ内容でも切り口が違ったり、
別世界を描いていても近い読後感があったりします。

同じ時代や同じ場所で生まれた作品が刺激しあい
違う時代や違う場所を生きた作品が響きあう。
もう一冊の相手がいてこそ輝く。
そんな読書も素敵、いやそれこそが醍醐味とすら思います。

文庫大相撲、三十三番の名勝負、開幕です!
あなたはどちらの文庫を手に取りますか?

一番勝負「人類の行き着く先」
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二番勝負「青春の美しき残像」
三番勝負「あれもこれも博物」
四番勝負「ノンフィクションノベルの傑作」
五番勝負「女はときに残酷ないきもの」
六番勝負「要約すると実は同じ話じゃね? ソフトSF/ハードSF」
七番勝負「ぬるっとした後味ショートショート」

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八番勝負「神話東西対決」
九番勝負「妖怪博士二大巨頭」
十番勝負「羨望の眼差しが素に戻るあの国のリアル」
十一番勝負「作家×絵描き」
十二番勝負「山に入る」
十三番勝負「猫のそば」
十四番勝負「日々を綴る」
十五番勝負「人生の指南書」
十六番勝負「最後まで読めば騙される」
十七番勝負「漂流記今昔」
十八番勝負「響く短編時代小説」
十九番勝負「本格推理研究所・123号室」
二十番勝負「尊敬すべき吾輩」
二十一番勝負「どちらの空気も捨てがたい」
二十二番勝負「生きているということ」
二十三番勝負「父と子」
二十四番勝負「名作に補助線」

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二十五番勝負「陶器を巡る事物」
二十六番勝負「都市とSF」
二十七番勝負「異国と異国語」
二十八番勝負「呑んだくれ」
二十九番勝負「恋と盲目」
三十番勝負「病が人間を照らし出す」
三十一番勝負「儚いユートピア」
三十二番勝負「超絶設定 あなたが暮らしたいのはどちらの世界?」
三十三番勝負「舞台は英国、あなたはどちらがお好み?」

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<幕間の小話>なぜ三十三番かというと……数字の3は横にすると
かもめが飛んでいるように見えるからなのですっ!

2015.4.28 / 特集棚 / 文庫大相撲かもめ場所