アイランド
島にはなにか人の想像力をくすぐるものがある。
そこには甘い恋があり、人知を超えた存在がいて、
何か置き去りにしてきたものがまだあるような、
そんな気がする。
一度知ってしまったらもう戻れない
そんな少し怖い魅力もある。
読み終えさえすれば必ず戻ってこれるブッキッシュトリップ。
あなたが選ぶのはどの島だろう。
開くと浮かび立つのは数奇な運命や感情たち。
煙のような霧のようなつかめそうでつかめない島。
本を開けば木が生え、虫が生まれ、人が歩く。
そこに存在するかのように目の前に現れる島。