「ここが凄いよ水木漫画」を語りつくす、
水木しげる漫画大全集第3期刊行記念
第3回「パオーンの夕べ」開催。
2016年11月30日(水)19:30〜21:00
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「好きな道で60年以上も奮闘して、ついに食いきった」から「幸福だ」とおっしゃった、大(おお)水木しげる先生が惜しまれつつ93歳で逝去されて早一年。
そのご命日の夜、『水木しげる漫画大全集』のページをめくりながら、「この面白い漫画はここが面白いです」という至極あたりまえなことを大いに語る会「パオーンの夕べ」を開催いたします。
語っていただくお三方は、「自分が関係者じゃなくて、毎月知らない人が作って知らないうちに水木全集が届いて読めたら、なんて幸せなんだろう」と日々思いながらも制作を進めていただいている、全集編集委員会の中の人、監修者京極夏彦さん、月報主筆村上健司さん、ブックデザイナー坂野公一さんです。
これまで2回開催された「バオーンの夕べ」の「バオーン」とは、水木先生の漫画にしばしば登場する、とてつもなく大きなものを表現する擬音です。今回は、冬の夜長に小ぢんまりと水木漫画の面白さを語る会として、半濁音の「パオーンの夕べ」にしてみました。
水木漫画を読みこなしている方も、これからもっと読んでみたいという方も、新たな、より深い作品の愉しみ方が発見できるようなお話を、世の中で一番水木漫画を間近で(ゲラで)見ている三人が一時間半ノンストップで語りつくします。
また、今年1月に青山斎場でおこなわれた「水木サンお別れの会」午前の部で提供された、水木漫画のキャラクターを形どった特製スイーツを今回特別にご用意します。
水木キャラのお菓子を食べながら、水木先生に思いをはせ、水木漫画の話を聞く、そんな静かな一夜を、水木先生が大好きなみなさんとご一緒にお過ごしいただければ幸いです。
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「ここが凄いよ水木漫画」を語りつくす
水木しげる漫画大全集第3期刊行記念
第3回「パオーンの夕べ」
日程/11月30日(水)
時間/19:30〜21:00 ※19:00受付開始
出演/京極夏彦、村上健司、坂野公一
参加料/2,000円(2種のスイーツと1ドリンク付き)
定員/60名
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■参加お申込方法:
・かもめブックスサイト内のこちらの
「お問い合わせ」フォームから、
件名に『パオーンの夕べ』とご記入のうえ、
お名前・メールアドレス・ご連絡先電話番号を送信ください(一送信一名様のみ・先着順)。
折り返しご連絡いたします。
定員に達したためお申込みを締め切らせていただきます。
たくさんのお申込みをいただき、誠にありがとうございます。
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『水木しげる漫画大全集』既刊68巻、第3期35巻(2017年1月〜)
水木しげる著
本体価格1600〜2800円(税別)
講談社 刊
『水木しげる漫画大全集補巻1 媒体別妖怪画報集Ⅰ』
水木しげる著
本体価格4500円(税別)
講談社 刊
『水木しげる漫画大全集補巻2 媒体別妖怪画報集Ⅱ』(2016年12月2日発売)
水木しげる著
本体価格4500円(税別)
講談社 刊
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プロフィール
京極夏彦(きょうごく・なつひこ)——大全集責任監修者
1963年生まれ。北海道小樽市出身。小説家。世界妖怪協会、全日本妖怪推進委員会肝煎。古典遊戯研究会紙舞会員。お化け大學校・水木しげる学部教授。1994年 『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞長編部門受賞。ほか受賞多数。筋金入りの水木しげる原理主義者。趣味は整理整頓。
村上健司(むらかみ・けんじ)——茂鐡新報主筆
1968年生まれ。東京都出身。ライター。全日本妖怪推進委員会世話役。古典遊戯研究会紙舞役員。日本各地の妖怪伝説を巡るのが趣味で、それを題材にした著書を記している。水木しげる先生の発案から創刊された季刊妖怪マガジン『怪』の執筆者の一人。京極夏彦氏の著書に登場する「沼上蓮次(ぬまがみ れんじ)」のモデルでもある。
坂野公一(さかの・こういち)——大全集ブックデザイナー
1970年生まれ。兵庫県出身。グラフィックデザイナー。welle design株式会社代表。神戸芸術工科大学卒業。SONY株式会社、杉浦康平プラスアイズ勤務を経て、2003年に独立。水木作品には水木しげる漫画大全集の仕事から本格的に触れ、新鮮な目で大全集全体のレイアウトを担当する。
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