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イベント情報

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書籍『コミュニティ難民のススメ』(アサダワタル 著)刊行記念トークイベント「“創造”する漂泊の民、コミュニティ難民とは?」 ミュージシャン、作家、NPO の理事、まちづくりや障害者福祉に携わり、美術館の懇談会委員であり、ラジオの司会者であり、大学の非常勤講師であり、現役大学院生でもあるアサダワタルさん。
「……でも結局、アサダさんって何屋さんなの?」
そんなふうに、わたしたちは他者に対して職業や肩書き、属するコミュニティからその人を知ろうとします。けれど、既存の職業名では適切なものがひとつも見当たらないとしたら?そうした謎めいた有りようを解き明かすヒントとして、アサダさんは“コミュニティ難民”という概念を提唱します。
今回出版された『コミュニティ難民のススメ』は、そんな「表現(≒プライベート)」と「仕事(≒パブリック)」の間を彷徨いながらも、枠組みを飛び越え生活を営む人々(と自分自身)の生き方を、現代の新たな道標として描き出した意欲作です。
この書籍の出版記念イベントとして、著者のアサダワタルさん、ゲストとして発酵デザイナーの小倉ヒラクさん、デザイナーの太刀川英輔さんをお迎えし、大いに語らいます。
開店したばかりのかもめブックスで、なぜこのイベントを……?理由は簡単、かもめブックスもコミュニティ難民だという自覚があるからなんです。
かもめブックスの初のトークイベント、どうぞお楽しみに!

開催日時:2014年12月12日(金)19:30~21:30
参加費:2,000円 (1ドリンク、味噌のおつまみ付き)
参加方法:かもめブックスサイト内にある「お問い合わせ」ページから、件名に『「コミュニティ難民のススメ」トークイベント』とご記入のうえ、お名前・メールアドレス・ご連絡先電話番号を送信ください。折り返しご連絡致します。

ホスト>アサダワタル ゲスト>小倉ヒラク・太刀川英輔

プロフィール
アサダワタル

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日常編集家。1979 年大阪生まれ。文筆・音楽・プロデュース・講師業。滋賀と東京にてオフィス「事編kotoami」主宰。2013年、ドラムを担当するSjQ++がメディアアートの世界的な賞である「アルス・エレクトロニカ」にて準グランプリ受賞。NPO 法人ココルーム副代表理事、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA懇談会委員、KBS京都ラジオ「Glow~生きることが光になる~」パーソナリティも務める。神戸女学院大学、立命館大学の非常勤講師を経て、現在、滋賀県立大学大学院博士後期課程在籍。著書に『住み開き 家から始めるコミュニティ』(筑摩書房)、『アール・ブリュット アート 日本』(平凡社、編著)、『編集進化論 editするのは誰か?』(フィルムアート社、共著)など。

小倉ヒラク1983年生まれ。10代から世界各地を放浪した後、農業や林業、自然エネルギーなど生態系と地域産業に関わる課題を解決するデザインをはじめる。そのなかで、発酵醸造学に激しく傾倒。味噌や醤油、ビールなど発酵食品のアートディレクションを多く手がけるように。また、自由大学で講師をはじめ、発酵に関わる講座やイベントも多数。著書に『てまえみそのうた』(農文協)。

太刀川英輔1981年神奈川県生まれ。慶応義塾大学大学院理工学研究科修了。在学中に、「見えないものをデザインする人」という意味を込めたNOSIGNERを創業。現在、代表取締役。ソーシャル・デザインイノベーションを生み出すことを理念に、既存のデザイン領域を拡大する活動をつづけている。Design for Asia Award大賞など、数多くの国際賞を受賞。

2014.11.27 / イベント情報 / 書籍『コミュニティ難民のススメ』(アサダワタル 著)刊行記念トークイベント「“創造”する漂泊の民、コミュニティ難民とは?」